2014年
建設委員会(3月5日)
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吉川 委員
 
 公明党の吉川でございます。私のほうからは、都心のまちづくりについてのうち、都心の回遊性の促進、堺東駅前の放置自転車対策について、まずお尋ねをしたいと思います。
 まず、堺東駅前商店街の放置自転車対策についてでございますけれども、今、堺東駅前商店街っていうんですかね、その南側に当たる役所の北側の歩道に、駐輪場を設置する工事が既に始まっております。それについてちょっとお伺いをしたいんですが、まず、堺東駅前商店街のこの放置自転車の現状について御報告ください。
 
貝塚 自転車対策事務所長
 
 昨年1月に堺東商店街の放置自転車の台数の調査をいたしました。商店街内の放置自転車台数は19時をピークとしまして、平日で530台、休日で749台ありまして、一部に歩行者が通行しにくい場所があると認識しております。放置自転車につきましては、商店街利用者の短時間放置と従業員や通勤・通学者による長時間の自転車があるというふうに思っておりまして、ピーク時においては、そのうち約6割が長時間放置の自転車となっております。昨年の3月に庁内関連部局と堺東商店街連合会で、堺東商店街自転車対策検討プロジェクトチームというのを設置いたしておりまして、これまで商店街事業者とキャンペーンを行うなど協働して取り組んでおりまして、徐々にではありますが、商店街の放置自転車は減っているかなというふうに思っております。今週末の6日から8日に開催されます第5回のガシバルに合わせまして、自転車のマナーアップキャンペーンを実施する予定でございます。以上です。
 
吉川 委員
 
 ここにお示しをしております大小路筋の歩道上に、駐輪場をなぜ設置されるのか、その理由をお聞かせください。
 
貝塚 自転車対策事務所長
 
 商店街の中には駐輪場をつくり、放置自転車対策に取り組む商業事業者もありますが、利用者のマナーは悪く、駐輪台数も十分とは言えないため、放置が後を絶たない状況にあることから、中心市街地活性化協議会のワーキンググループからも、短時間駐輪対策について強い要望を受けております。このようなことから、短時間の駐輪対策には、いわゆる買い物客が利用しやすい場所に駐輪場を設置することが効果的であるとの判断で、今回、大小路筋歩道上を活用するものとして、これまで警察との協議を長年行ってきたものでございます。以上でございます。
 
吉川 委員
 
 それでは、ここにですね、駐輪場を設置した場合の期待効果、これはどのようにお考えでしょうか。
 
貝塚 自転車対策事務所長
 
 本年4月から供用いたします大小路筋歩道上の駐輪場には、短時間放置している人たちの利用を促進するために、最初の2時間を無料としております。一方、長時間放置自転車の多くは、従業員や通勤・通学者などであり、商店街の通行に支障を来していることから、この駐輪機の設置を契機に、長時間放置の撤去を強化していきたいと思っております。このような取り組みを官民協働で進めていくことに意義があると考えております。以上です。
 
吉川 委員
 
 最後の期待効果というのは、放置自転車がどれだけ減るかということをお答えいただきたかったんですけれども、正直に、今の気持ちをおっしゃっていただいたのかなと思ってお聞きをしておきます。
 私ね、このヒアリングをしてて、幾らですね、その理由を聞かされても、どうも釈然としない部分が実はございます。今の御答弁を聞くと、この商店街の放置自転車は、休日の夜7時ぐらいをピークとして違法駐輪があるわけですね。それが一部歩行者が通行しにくい場所もあると。このピーク時には、その6割が長時間放置の自転車であると。だけれども、それに取り組む商業者もいるけども、利用者のマナーが悪いと。市街地活性化協議会ワーキンググループからは、短時間駐輪対策について要望されていると。短時間を、短時間というのは2時間ということなんでしょうか、無料にする駐輪場を立派な歩道に駐輪場をつくるというお話なんですね。
 私このお話を聞いてて、皆さんもあれって思われないかなと思う1つは、休日のピーク時に違法駐輪している車の6割が長時間の放置やと。だけれども、対応するのは短時間の駐輪ですよと。ちょっと待ってくださいよと。まず、課題があれば、その主原因を取り除くのが一番適切な対応なんじゃないかなとまず思ったんですね。ここにありますね。4時間以上の放置が62%、2時間未満は22%ってなっている。ですから、この商店街の違法駐輪をまず解決しようと思えば、長時間の放置自転車の対策を打つのが、まず鉄則じゃないかと思ったんですけれども、それをされないのはなぜでしょうか。
 
貝塚 自転車対策事務所長
 
 これまで堺東商店街の放置自転車対策につきましては、さまざまな取り組みを行ってきておりまして、これまでもキャンペーンを実施しております。いわゆる短時間放置の自転車もあることもさることながら、長時間放置の自転車も多いというのが現状でございます。この長時間放置の自転車といいますのは、商業事業者の協力・理解がなければ、これは減らないというふうな認識でございまして、今回、短時間放置のためのこういった路上駐輪機を大小路に設置することによりまして、いわゆる自転車は駐輪場にとめるということを、これまで以上に徹底することができると思います。そういったことで、自転車の駐輪マナーの向上につながりまして、短時間放置の自転車対策のみならず、従業員の長時間放置の自転車対策にもつながるものと考えております。以上です。
 
吉川 委員
 
 そこの理屈がもう一つわからないんですが、それじゃあですね、この歩道上に駐輪場をつくれば、このピーク時の749台がどれだけ解消されるとお考えでしょうか。
 
貝塚 自転車対策事務所長
 
 これは商店街事業者の協力がなければ、確かな数字は出てこないと思います。そのためにも、これまで平成24年の8月なんですが、瓦町の駐輪場の自転車料金を半額にしております。そういったことで、従業員の自転車を瓦町のほうに入れていただくというようなことで、いわゆる19時の今の、表も掲げてますけども、19時のピークでは60%が長時間放置ということなんですけども、やはり短時間放置の自転車もあるということも現実でございまして、商業事業者の中には、独自の専用の駐輪場をつくっているところがありますが、やはりまだ足らないというようなところで、いわゆる商店街と近い場所の大小路筋の道路空間を活用することによりまして、短時間放置対策を進めているところでございます。以上です。
 
吉川 委員
 
 これは駐輪場が足りないから起こっている問題なんでしょうか。
 
貝塚 自転車対策事務所長
 
 短時間放置の駐輪場は足りないというふうに認識しております。以上でございます。
 
吉川 委員
 
 短時間放置の自転車はこれ総数で22%、そうすると、今回、歩道上につくっても22%の何%しか解決をしないと私は思うんですね。そうすると、先ほど瓦町公園地下駐輪場の話が出てきました。長時間放置の自転車対応に、ここの対応をしましたと。その内容はどういうものですか。
 
貝塚 自転車対策事務所長
 
 先ほども説明したとおりなんですが、瓦町公園の駐輪場の利用代金を今既に半額にしております。そういったことで、いわゆる従業員、あるいは通勤・通学者の利用しやすいような環境を図ったと。加えまして、今、瓦町公園の駐輪場は、2段ラックとなってたんですが、それの上部分を、古い部分は撤去しまして、より利用環境に適正なものをつくってきたというふうなことで、これまで見通しが悪かったというふうな、そういった声も対応しまして、利用しやすいような駐輪場へ進めてきました。以上でございます。
 
吉川 委員
 
 それでも長時間放置の自転車は60%を超えているわけですよね。それも従業員の方の駐輪があるという。先ほど御答弁いただきました調査、報告書です。これ私一晩かけて全部見させていただいたんですけれども、この調査ですね、実はちょっと見にくいんですけれども、業務の目的と概要というのが最初に書かれているんですね。その中には、いろいろ書いてあるんですけれども、当然、現状がどうなっているのかという調査をするわけですけれども、この前提となっているのは、いわゆる歩道部における駐輪場を整備をするということが前提でこの調査をされているというふうに書かれてあるんですね。ということは、調査をしてもせんでも、とりあえず歩道の上に駐輪場をつくって、何とかせなあかんという、私から見ると、どうも釈然としない結末を迎えるわけなんですね。
 これはこの報告書の調査の一部を抜粋したものなんですけれども、この赤と黄色でプロットしてあるのが、休日のこれ6時なんですが、さっき7時ってピークおっしゃってましたけども、6時のものなんですね。一番多いところがここなんですけれども、これは役所の北側、ここが大小路道路で、役所の北側、ここがですね、一番多い143台とまっておるんですね。それから、瓦町公園の駐輪場というのは、ここにありますけれども、この筋ですね、この筋は、堺銀座西商店街通りっていうんですかね、っていうんですけれども、ここも駐輪が多くなっているわけです。そうするとですね、ここを全部足すとここよりも多くなるんですけれども、ここの瓦町公園の既存の駐輪場のさらなる活用をすれば、もう少し対策は強化できたんじゃないか。それがまず先決ではなかったんじゃないかなと思ったんですね。ここで気づいたのは、この大小路筋に面する駐輪場というのは2時間無料なんです。だけれども、先ほど御報告いただきましたここの瓦町公園の駐輪場というのは1日50円でしたっけ、無料じゃないんですね、とにかく。なぜその料金の差が出るのと、まず。
 それから、抜本的に長時間対応をしようと思えば、従業員の皆さんの協力を得て、商店街の皆さんの協力を得て、ここに入れないといけないんですけれども、自転車をね。そのためには、この報告書は冒頭に、ちょっと資料探すの時間かかるんで、この瓦町公園地下駐輪場の再整備が必要だと。というのは、自転車の出入り口が西側にしかないから、商店街から入りにくい、わからない、そういうことが懸念されるので、そこを改善すればというふうにこの報告書は書かれているんですね。
 それからもう一つ大事なことは、そこでおっしゃったように、自分が行きたいところから、駐輪場が遠いと皆とめないと。これが50メートルから100メートルにあれば、利用率はほぼ100%になるんですけれども、これが200メートル、これが400メートルのラインですが、200メートルを超えると、極端に利用率が減るという、自分が行きたいところから200メートル先にしか駐輪場がないと、もうとめるの嫌やと、この辺にとめとけという方が多くなるということも示しているんですね。
 そうするとですね、まず、2つお尋ねしますけれども、まず、この報告書が語っているような、瓦町公園地下駐輪場の改修というのは、なぜ考えられてないんでしょうか。
 
貝塚 自転車対策事務所長
 
 今の件につきましてですけども、委員おっしゃるように、瓦町公園の利便性を高めるための検討はしております。入り口が、ちょうど阪神高速道路の横の西側から入りますので、商店街のアーケード内から入りやすいようないう形も検討いたしております。そういった用地を確保する必要があるということで、それにつきまして費用がかかるということと、また時間もかかるというようなことがございまして、それも1つの方法としては検討はいたしておりましたが、いわゆる大小路筋の歩道上につくるということが、まず短期的な解決というふうなことで、問題対策ということで実施をしておりまして、そういったことで、今の瓦町公園のいわゆる駐輪場の利便性の活用についても、報告書のとおり検討はいたしております。以上です。
 
吉川 委員
 
 そうすると、今の話は手っ取り早いところで始めたという話になるわけで、これさっきの図ですね。瓦町公園地下駐輪場から近いところの違法駐輪というのは、この200メートル圏内にかなりあります。このデータではね。だけれども、ここにはとめない。でも、この解決を図れれば、さっき60%と言ってた分は、ひょっとしたら30%ぐらいになるのかなというふうに思うんですけれども、でも、ここの、例えば短時間駐輪だけをとっても、ここが50円で、こっちがただとなると、それ問題解決の方法として、まず瓦町公園の短時間先やるって言わはるのやったらですよ、まずここを2時間無料にすれば、ここの解消は図れると思うんですけれども、そういうことは検討されてないんでしょうか。
 
貝塚 自転車対策事務所長
 
 今の瓦町公園の駐輪場につきましては、市立の駐輪場となっておりますので、料金設定が条例で決まっておるというふうなところがございまして、いわゆる料金の変更につきましては、堺東だけではなく、市域全体の話になってきますので、これは十分議論、検討しなければ、前に進めないというふうなことでございまして、今回、大小路筋の路上駐輪につきましては、これは公益財団法人の駐車場整備センターが設置・運営・管理していきますので、料金設定につきましても、駐車場整備センターがそういった料金設定を決めることができましたので、そういった意味で、まず今の堺東商店街を、今の地域からの要望も含めまして、堺東商店街の放置対策を含めまして、短期的に、まず事業を進める上では、いわゆる短時間放置のいわゆる利便性の高い駐輪しやすいような駐輪整備がまず必要であるというふうなことで、今の大小路筋の路上駐輪の設置に至った経過でございます。以上でございます。
 
吉川 委員
 
 ここの駐輪場の料金をさわるには条例を変えないといけないとおっしゃってましたけれども、堺市全体の駐輪場との均衡を図らないといけないとおっしゃってましたけれども、先ほど、ここの駐輪場の値段、変えたっておっしゃいましたよね。1日50円でしたっけ。じゃあ、堺市域の駐輪場全部1日50円にしてくれますかっていう話になるんですよ。だからね、何を目的として皆さんが仕事をされるのか、とりあえずできることだけやっとこうという、もう体質やったら、もうそれで諦めて、僕も何も言いませんけれども、そうではないと思うんですね。課題解決型の施策というのは、課題が解決されなければ、何もならないわけです。その目的が達成されないと何をやっても。無料にするということで無料はいいんだけれども、堺市は市民の財産であるこの歩道をですね、それも中心市街地のど真ん中を走っている歩道を、シンボルロードですよ、そこを占有するんです、無料で。この人たちは、多分とめにいくでしょう。そうしたら、この人たちだけのために、私たちの財産であるこの立派な歩道を無償で提供しなければならないんです。堺市は予算使わんからええやろうと、堺市の予算は。これはどこでしたっけね、忘れましたけれども、どこかの公益団体が整備するので、堺市の予算は1円も使いませんと、いやいや土地使ってるやんと、皆さんの人件費も使ってるやんと私思うんですね。
 ここだけなぜそれを行うのかという私は道理が、例えばですね、この堺東商店街の問題解決が8割方これで解決するんですと言えば、ひょっとしたら、すっきりしたかもしれません。そら二十数%のさらに数%しか解決しないという方策を、堺市の市民の財産を無償で使ってやることに、私はどうも納得がいかない。やれることをやるんだったら、こちらの料金改定も考えたらいいんじゃないでしょうかと思うんですね。条例を変えるだけでできるんだと、逆に言うとそういう話じゃないですか。
 ですから、皆さんの仕事のやり方、私が常日ごろ申し上げているのは、木を見て森を見ないのはだめでしょうと、部分的には最適解が全体の最適解になっているかどうかも検討してくださいと。いわゆる経済学でいう合成の誤謬というんですか、これに気をつけないといけませんよと。ここに駐輪場をつくることが、また新たな問題を起こさないか。
 建都局にお伺いをいたしますけれども、市役所の前に駅前広場を整備をされます。ここですね、いろんなイベントをやってにぎやかにしようという方策だそうでございまして、以前にこの大小路筋を挟んで向かいの歩道も活用しながら、にぎわいをつくっていこうという構想があったんじゃないんでしょうか。これ駐輪場をつくって大丈夫ですか。
 
土岐 都心まちづくり課長
 
 委員の御指摘の市民交流広場でございますが、昨年広報でもお知らせしたとおり、自由と自治の象徴として整備を進めてまいりたいと考えております。その節には、せっかくあります大小路の幅の広い幅員の歩道、それからそのまた向こうの商店街エリアでの商業者の皆さん方との取り組みとの連携、こういったことを総合的に取り組みながら、にぎわいの醸成につなげていきたいと、こういうことで進めております。以上でございます。
 
吉川 委員
 
 いや、この駐輪場、邪魔になりませんかと聞いているんですけど。
 
土岐 都心まちづくり課長
 
 この駐輪場につきまして、今の場所的に申しますと大小路の広場から見て対岸に当たります。それにそこに駐輪場が存在することで、いろんな一体的な活用の仕方あろうかと思いますけども、主に例えば商店街のアーケードで、今、商業者の皆さん方が取り組まれているデジタルサイネージですとか、いろんな取り組みございます。そんなものも連携するとなれば、必ずしも支障物件となるようなことにはならない使い方、これは十分考えていけるのではないかなと、こう考えております。以上でございます。
 
吉川 委員
 
 ですから、当初考えられてた市民広場と向かいのこの広い歩道、大変広い立派な歩道です。コミュニティサイクルの駐輪場ができて、一部そこはもう通れんようになってますけれども、その横にできるんですね。この110台分の駐輪場が並ぶ。コミュニティサイクルが既に40台でしたっけ、あるので、合わせると150台ぐらいの自転車がずらっとこの歩道上に並ぶんです。唯一、バス停があるところだけは乗りおりしないといけないので、そこはできないということになるんですね。これ、歩道を一体活用するという、今、話は何かもう商店街の中まで入り込んで一体活用の話がありましたけれども、歩道を一体的に活用したことは、もう、まあまあなかなかできないだろうなと、私は思うんですね。だったらですね、堺東商店街の放置自転車対策というのは、何のためにやるんでしょうか。
 
土岐 都心まちづくり課長
 
 堺東駅の放置自転車対策、これは我々堺市にとりましても、地元の商業者の皆さん方にとっても、あるいは通行される歩行者の皆さん方にとっても、大変大きな課題やと認識しておるところでございます。先ほど自転車対策事務所長からお答え申し上げましたように、この対策を進めていくに当たっては、市が単独で、あるいは商店街だけでというような形ではまいりません。商店街、先ほど委員からも御指摘があったように、木を見て森を見ずとならないように、自転車対策だけを推進することで、商店街の活性化に響くようなことがあってはならない。こういった認識、我々建設局、あるいは産業振興局、それで私ども建築都市局、3局連携して、地元の皆さん方と取り組んできたところでございます。
 そういった中で、委員の御指摘の部分、いろいろと我々も反省しなければいけない点あろうかと思います。ただ、私ども、地元のお声を聞きながら、総合的に、あるいは商業の活性化の面でどうなのか、中心市街地のまちづくりという観点でどうなのかということで、ステップ・バイ・ステップと申しますか、できるところから、あるいは段階的にまずは従業員さんに啓発を図りながら、短時間の放置自転車の収容先も確保しながら、こういう形で活性化と放置自転車対策、これが両立できるような形で進めてきたところでございます。以上です。
 
吉川 委員
 
 答弁が長いので何を聞いたか覚えてないんですけれども、何で堺東商店街の放置自転車対策をやらなあかんのかなということを聞いたんですけれども、それには明確に答えられていますか、今の御答弁。
 
土岐 都心まちづくり課長
 
 もちろん、まずはまちづくりの中で、安全・安心な歩行者空間、これが重要なファクターだと思っております。それと、商店街の活性化にもつながる、ひいてはにぎわいの醸成につながる、こういったことが放置自転車対策の提要かなと思っております。以上でございます。
 
吉川 委員
 
 この何かだんだん重箱の隅をつつくような質問になって、私こういう質問は余り好きではないんですけれども、とにかくこれだんだんおかしくなってきましてね、私もこれ、きのう考えてて。もう頑張ってやと。要は、先ほどの御答弁では、一部、歩行の邪魔になっているという話なんですよ。じゃあ、どこが問題になってるの、本当に一部なんですよ、この放置自転車が。放置自転車を放置しといたらええという話ではないですよ。このシンボルロードの歩道をつぶして駐輪場をつくるという話には、必然性がもう一つ弱いんではないかなと思うんですけれども、やるんだったら、先ほど御答弁されたように、総合的にやらないといけない、ここが私もそうだなと思ったんです。じゃあ、中心市街地で駐輪対策、総合的にどうやっていくんですか、その計画はありますか。
 
土岐 都心まちづくり課長
 
 先ほど申し上げましたように、関係の部局3局で庁内の体制としております。その中で地元の商業者の皆さん方とも話をしながら、トータルでどんなふうに進めていくのかというのを、今、検討をしてきたところでございます。その中で、冒頭現状分析の中で、長時間の放置自転車と短時間の放置自転車があると。長時間については、通勤・通学者も見られるけども、従業員さんもあろうかと。短時間についてはお買い物客と、このような分析結果の中で、まずは商業者の従業員さんの対策として、委員おっしゃるには不十分かもしれませんが、瓦町公園の半額という施策を打つとともに、商業者の団体を通じて、従業員さんは瓦町公園にとめてください、これが今回のガシバルと連携したキャンペーンでもやっております。それとあわせて社会実験的に短時間の収容先として、短時間無料の駐輪場の確保をしつつ、そんな中で、商業者さんの意識が醸成されてくれば、産業振興局とも連携しながら、商店街の中への駐輪場の整備も考えていきたいなと。あるいは、そこまでが全部うまくいけば、あと残るは通勤・通学の放置自転車であろうと。そうなってきた暁には、これ期間はかかろうかと思いますけども、堺東全体の駐輪場の再編と、こういったことも視野に入れて、計画というあれではございませんけども、私ども3局で検討した結果として得た放置自転車対策、中心市街地の活性化と両立できるような放置自転車対策のロードマップ、こういったものは、我々共有しておるところでございます。以上でございます。
 
吉川 委員
 
 長々と御答弁いただきましたが、私聞いたのは、都心まちづくりプランというのを、今、つくられたわけですよね。回遊性を高めないといけない、その中には、歩行者と自転車が気持ちよく回遊できるようにしようと書いてあるんですよ。そのうちの私は放置自転車対策も1つかなと、コミュニティサイクルも1つかなと思うんですよ。思うんですけれども、じゃあ、この都心のまちづくりの計画の中で、どういう駐輪場の配置にしていくんだ、どういうふうに自転車の動線をつくっていくんだということを計画して考えるのが先じゃないかなと思うんですね。とりあえず、もう今工事やってるんで、この歩道上の駐輪場はとめられへんので、できたらできたで仕方がないんですけれども、仕方がないという言い方したら失礼ですね。だけれども、場当たり的に、一つ一つ、じゃあこれ、じゃあこれ、じゃあこれというんではなくて、全体計画のもとにここに駐輪場をつくりましょう、ここに自転車通行専用道路をつくりましょう、ここに駐輪場の掲示をしましょうという全体計画をまずつくった上で、一歩踏み出すのが筋じゃないですかと。そのときに全体の効果というのも予測しながらやっていただきたいなという、私の思いは伝えておきます。順番にやっていきますねんって、今の答弁、よう聞いたら、いや、やることから順番にやっていきますけど、その中で将来も考えなあかんのですけど、順番にやっていきますねんと。その都度、その都度、こんなことを提示されて、これ予算がついてないからいいんですけれども、例えば予算審議してくれって言われると、果たして我々判断できるのかなというふうに思うんですね。
 コミュニティサイクル出ました、ちょっと通告にないんですけれども、コミュニティサイクルもですね、この都心のまちづくりプランの中では、ちゃんと位置づけられているんですね。これどんな位置づけになっていますでしょうか。
 
土岐 都心まちづくり課長
 
 都市まちづくりプランの中では、委員おっしゃる回遊性の向上に向けた各種の方策を位置づけております。その中で、安全で快適な歩行者空間や公共交通の充実、徒歩や自転車による回遊性の向上や魅力的な都市空間の形成などにより、人に優しく歩いて楽しいまちづくりを推進するということを1つうたっております。そこで言うところの自転車による回遊性、これはコミュニティサイクルのことを念頭に置いた位置づけでございます。また合わせまして、歴史文化を生かしたまちづくりを進める観点からも、歩いて楽しくめぐることができる観光ネットワークの構築のための観光レンタサイクルなどと合わせたコミュニティサイクル、これも位置づけておるところでございます。以上でございます。
 
吉川 委員
 
 そのとおりだと思います。要約すると、ここに観光ネットワークの形成というところにコミュニティサイクル事業というのは位置づけられてて、より多くの人たちが快適に自転車で点在している観光資源をめぐっていただこうという意図だと思うんですけれども、済みませんね、このコミュニティサイクルね、今、現状の利用者のどういう目的で何割ぐらいの方が利用されているかというのはわかりますでしょうか。
 
京谷 自転車まちづくり推進室副理事兼自転車まちづくり担当課長
 
 コミュニティサイクルの利用者の内訳でございますけれども、おおむね定期利用者が主で、全体の約85%に上がっております。残る15%が観光、またビジネス、その他日常の社会生活の中で利用されているという状況になっております。以上です。
 
吉川 委員
 
 ということはですね、85%の方が定期利用ということは、85%の方は観光客じゃないということだと思うんですね。これはですね、当初考えていたコミュニティサイクルの観光ネットワークの形成には15%ぐらいの寄与率しかないという、これも市民の利用を否定しているわけではないですよ。85%を否定しているわけではないんですが、観光ネットワークを形成するコミュニティサイクルの役割としては、まだまだだなというふうにも思うんですよ。ちょっとこの自転車にかかわる来年度予算、分科会は次ですから、大体3億円ぐらいあるんですけれどもね。じゃあ、この観光ネットワークで、どういうふうにコミュニティサイクルを活用していこうかとか、先ほどの放置自転車もそうですし、駐輪場もそうですし、ちょっとばらばらな感があるんですね。なおかつそこには予算もちょろちょろ、ちょろちょろ出してはるんですわ。戦力の逐次投入みたいなもんですね。これは敗戦を招く一番やってはいけないことなんですけれども、ちょっときょうの私の質問の総括としては、先ほどちょっと指摘して、部分は改善していただきたいんですが、ちょっと全体計画をしっかりつくろうよということなんですね。
 コミュニティサイクルも自転車の活用もですね、実はガバナンスの2月号に、IT技術を駆使して自転車によるまちづくりを推進ということで、金沢の事例が載っているんですね。金沢の事例というのは、富山の事例に学んでいるんですけれども、例えば、金沢にしても、42カ所に7,500台分の無料駐輪場を確保したとか、堺のコミュニティサイクルの例となる、富山の例となるアヴィレですかね、こういうシステムを使ってやっているんです。その淵源をたどると、ヨーロッパのまちづくりに基づいているんですね。2007年からヴェリブというパリでですね、堺でいうコミュニティサイクルのシステムが導入をされて、あっという間に年間20万人が登録されているという、こういう仕組みがヨーロッパであって、それを富山がLRTと合わせて導入をして、それを見て金沢も導入、京都、さいたまだったかな、そして堺も導入したと思うんですけれども、いずれにしても、まずこういう自転車を利用したまちづくり計画、何か今つくってはるんですかね、あるんですけれども、トータルな計画をつくった中で、都心のまちづくりも進めていただきたいということをお願いしたいんです。よろしいですか。
 
土岐 都心まちづくり課長
 
 先ほどちょっと拙い答弁で、放置自転車に限定したロードマップの御説明をさせていただきましたけども、委員の指摘のとおり、放置自転車だけでなく、観光のネットワークも含め、コミサイも含め、いろんな側面から自転車1つとっても総合的な企画が必要であろうかなと思っております。引き続き、関係部局とも連携しながら、そういった検討には真摯に取り組んでまいりたいと思っております。以上でございます。
 
京谷 自転車まちづくり推進室副理事兼自転車まちづくり担当課長
 
 自転車のまちづくりにつきましては、昨年、堺市自転車利用環境計画を策定させていただきました。この中で、利用促進、そして安全利用、駐輪環境、通行環境、こういったそれぞれの柱で自転車のまちづくりを進めていくことを計画として、施策展開を図っていくように位置づけしております。まちづくりの計画につきましては、これを基本としながら、委員のほうからも御指摘がございました堺東の放置自転車対策、こういったものも各局と連携を図りながら、トータル的に再度精査しながら、取り組んでいきたいと考えております。よろしくお願いいたします。
 
岡本 建設局長
 
 まず2点いただいております。1つ目は放置自転車対策、このことについては、きっちりと御説明をちょっと我々答弁者がきっちりしてないということが僕は思いますので、しっかりとお伝えしたいという思いで時間いただきたいと思います。
 放置自転車対策は、昭和62年から放置自転車対策の条例をしいて取り組んできたというところで、その対策の中身は何かといったら、パワー行政です。撤去です。これの目的は、どういう自転車を対象にしたかといったら、駅前に集中いたします通勤・通学、これが一番当時から非常に大きかったということで、何十年も進めてまいりました。これが市域全般の駅についてのこれまでの進め方でございます。
 今問題になっておりますのは、堺東の商店街を含めます高島屋であるとかいうようなところも非常に大きな問題となっておりまして、議会でも、西村委員からもその問題も、多数の先生方からそういう指摘をいただいたというところで、高島屋と話をしたりとか、いろんなところで話をして、泉南線沿いの向こうの通りについてはなくなってきたと。今現在、何が問題であるかといいますと、堺東の銀座通りというのは、確かに、銀座通りについては通勤・通学対応についてはやってございますが、もう買い物客が、あるいはお店が開くような時間帯、9時過ぎになりますと、実際にそういうふうなパトロールであるとか、監視というのは、これまでやってきませんでした。これの1つの原因としては何かといいますと、やはりこれは本来建設局が考えるべき問題ではないかもわかりませんが、やはり日常生活で買い物に来られる方、この方たちの多くは短時間駐輪でございます。その辺のところ、どのあたりで折り合いをつければいいかというようなところで、今までいろんなことをやってきたというところです。
 それから、その次に、駐車対策の中で、思いつき、思い当たりばったりでというふうに聞こえてしまったので、詳しく御説明申し上げますと、大小路の歩道上に駐輪場をつくろうというふうなことについては、平成の21年、2年から警察と話してございます。なかなか歩道上の放置自転車が絶えないというふうな実情がございまして、何とかせないかん。そうした中で自転車と歩行者の歩道上での接触事故の問題とかいろんな問題があって、道路交通法の考えもしっかり整ってきた。それから構造令上もきっちりと整理してきたというふうな、社会的な条件が整った段階で、やっとできるようになったというのが、これは事実でございます。これはコミュニティサイクルポートの問題もしかりでございまして、我々が今の現時点で考えていかないけないのは、自転車を利用してほしいですけれども、きっちりとルールは守ってください。しかし、行政サイドとしては、それを守れる環境をありとあらゆる手を尽くしてやっていきたいという思いが非常に強くございました。
 放置自転車で、先ほど委員から短時間放置自転車と長時間の問題ございます。当初は、長時間の問題について、先ほども申し上げましたが、一番簡単なのは撤去するというところが一番簡単な問題ですが、これでいきますと、その撤去という行為を我々がしなかったら、また自転車をとめていくというふうな繰り返しになるというふうなところで、自転車対策としてこれまで取り組んでまいりました。そうした中で、この中心市街地のここの活性化ビジョンの中で、今まで取り組んできた自転車の放置対策、それからこの中心市街地にございます活性化の中での1つの考え方と合致したというところで、先ほど建築都市局のほうから申しておりますが、それと我々合わせましてやっていくというふうなところでございます。だから、決して放置自転車対策というのは、もう62年から取り組んでいるということは御理解いただきたいと思います。以上でございます。
 
吉川 委員
 
 よく存じております。法令改正もあったということも存じておりますし、現場で御努力いただいていることもわかった上でこの話を差し上げているのは、その歴史ある放置自転車対策を否定しているわけではなくて、都心のまちづくりの中で、駐輪場の再配置だとか、コミュニティサイクルのポートだとかいうことは、計画的に先に絵を描いてから進めないといけないんじゃないですかという提案を差し上げているわけでございまして、これまでの皆さんのお仕事を否定するわけでも何でもない。例えば、この庁舎の広場をつくるに当たって、駐輪場も整備するんですよね。うんうんと言うてはる、整備するということです。じゃあ、そのできた駐輪場というのは、どれだけの影響があるのか私にはわかりません、専門家ではないのでね。ここに庁舎に駐輪場をつくりますと。じゃあ、それはどういう影響あるの、今回の計画に影響がないのかどうかわからないんです。だから、個別に各個の順番にやるというのも1つの方法だけれども、ここは都心なんです。都心のまちづくりのプランがある中で、計画的に進めていただきたいという話なんですね。ですから、建都局長は何もおっしゃいませんでしたけれども、これ2つ局仲悪いんですかね。3局連携してと言うてはるんで、そんな仲悪いことはないと思いますけれど、同じような服着てはるしですね、仲悪いことはないと思うんですけれども、皆さんで知恵を絞って、先に絵を描いて、いつまでに何をやるのかを決めてやっていったほうがいいんじゃないですかという話の1つの事例として、自転車対策室の皆さん、ごめんなさいね、一生懸命やってはるのにね、挙げさせていただいたわけでございます。その辺御理解いただけますか。
 
島田 建築都市局長
 
 委員からいろいろ御指摘受けてまして、建設局でいいますと、岡本局長言いましたように、放置自転車対策といったら撤去という話になるところもあるんですけど、この中心市街地につきましては、産業振興局とも建都局と一緒になって、商業者の活性化のことも踏まえて3局取り組んでいこうということで進めております。委員御指摘のように、本来であれば、計画があって、計画に向けての取り組みとしてやっていくということはあると思うんですけども、中心市街地活性化協議会の中でも、駐輪対策、駐輪場の設置も含めて大きな議論になっておりまして、ワーキングの中でも月に1回以上やっている中では、大きなテーマになっておりますので、委員から御指摘いただいていることも踏まえて、今後も商業者も含めて、3局連携して取り組んでいきたいと思っております。以上でございます。
 
吉川 委員
 
 ありがとうございます。ぜひとも御努力、3局連携しながらお願いをいたします。
 それから、堺市自転車利用環境計画、私、ちゃんと見てますから、全部。だけれどもね、ここに絵がないんです、そういう絵が。やっていく方向性だとか、やらなければならないことは書いてます、80ページにわたって。書いてますけれども、じゃあ、それをブレークダウンして、どういう計画で何をやっていくかまでは書かれてないので、ぜひともそこはお願いをしたいと思います。以上終わります。ありがとうございました。
 
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