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1995年(H07)安全体制確立・情報化対策特別委員会  08月25日

◆吉川 委員 おはようございます。公明の吉川でございます。私どもの会派に松本議員というのがおりまして、よく間違えていただくわけでございまして、2人とも色黒でございまして、眼鏡かけてまして、中年太りの一歩手前の体型で、後ろから見るとほとんど区別がつきません。唯一、ここに私ほくろがございまして、このほくろがある方が吉川でございますので、どうかよろしくお願いいたします。
 それでは、質問に入りたいわけでございますけれども、今ご説明いただきました堺市地域防災計画見直し、この中に情報収集、伝達体制という項目がございました。初動体制をとる場合も、以降の復旧の中でも情報というものが非常に重要であることは、今回の大震災の中でも経験したわけでございます。このいかに迅速に情報を収集し、それを生かしていけるか、これが災害発生時のかなめではないかというふうに考えるわけでございます。
 そこで、この堺市地域防災計画見直しをまず前提としての、先ほどもご説明ございましたけれども、この堺市テレトピア基本計画における環境防災情報システムの概要と今後の取り組みについて、どのように考えられるのか、お答えいただきたいと思います。


◎石橋 企画担当課長 堺市テレトピア計画における環境防災システムの概要と今後の取り組みについてどう考えるかというご質問でございますが、昭和57年4月から運用されております環境監視テレメーターシステムと昭和61年4月から運用されております防災テレメーターシステムで採取したデータを、コンピューターの活用で解析し、市民に情報を提供するものでございます。その中の防災テレメーターシステムにつきましては、市内15カ所の観測局から雨量、河川水位、ため池水位、潮位等の情報を無線で的確に収集し、コンピューターの活用により防災関係機関並びに市民の皆さんに正確、迅速にお知らせするほか、気象衛星ひまわりやレーダー雨量計のマクロな気象情報を活用して、防災活動の円滑化、迅速化を図るというシステムでございます。今後の取り組みでございますが、本庁及び支所などから発信する災害関連情報をケーブルテレビ網を利用し、市民へ伝達する機能と、本庁には各支所からの情報を収集する機能等を持たせた災害情報受発信システムを構築していく予定でございます。震度7という直下型地震に対応するには、経費面も勘案しまして携帯電話、FMラジオ、パソコン通信等の通信手段についても、市民が手軽に安心して利用できるかどうか考えていく必要があると思っております。以上でございます。


◆吉川 委員 今お答えいただきました幅広い形でこういった情報機器の活用というのを、この見直し計画とリンクしながら、ぜひよろしくお願いしたいと思います。
 また、先ほどご説明いただきました情報収集・伝達体制の項目の中で、情報伝達手段とその有効性というのを示していただいておりますけれども、こうした体制をどのように、どういった形で確立されるのか、これが示されておりません。この情報収集・伝達体制確立のために、これをどういった手順で構築されるのか、お尋ねしたいと思います。


◎堀 防災対策課長 情報収集・伝達体制の確立というご質問でございますけれども、情報収集につきましては、災害発生直後の被害状況という情報が一番重要であると考えております。また、初動体制時におきまして災害情報をどのように得るのか、またそれをどのように伝達するかであります。現在検討しております初動体制におきまして、職員の参集する施設、また初動期の業務分担を検討しているところでございまして、その初動期の業務分担の中に当然災害状況の把握という収集も含まれております。参集する施設におきまして、どのように情報を得るのか、また集めた情報をどのように集約するのか、またそれらをどこに伝達するのか、今後個々具体的に決めていきたいと思っております。以上です。


◆吉川 委員 先ほども若干触れられていたと思うんですが、今のお答えの中にもあったかと思いますが、職員の方が参集される場所を整理して、その業務内容を明快にされていくという作業をこれから行っていただけるということでございましたけれども、その参集される場所の規模、それからこういう体制は一体いつ整うのかといったことについてお尋ねしたいと思います。


◎堀 防災対策課長 初動体制期におきます職員の参集場所でございますけれども、今後、指定していきます場所につきましては、本庁、各支所、水道局各施設、堺病院、土木各工営所、保健所、下水道各施設、公園各公園事務所並びに環境事業所関係各施設でございます。
 職員一人一人の参集場所の指定につきましては、今のところ11月末日をめどとして作業を行っております。以上です。


◆吉川 委員 わかりました。こういったことは非常に地道な作業の連続でございまして、多大な労力を要されると思いますけれども、ぜひとも柔軟かつ迅速に対応できる体制を整えていただきたいと思います。
 なお、その情報収集というのは、災害発生時から発生するのではなくて、平常時もいろんな情報を整えておかなければいけないと思いますので、その点も今後十分考慮していただきたいと思います。
 それから、若干情報機器の活用ということで要望を申し上げて終わりたいわけなんですが、実は私は一般企業の中で15年間、情報関係の仕事をしてまいりました。その中で感じてまいりましたことは、これは私の持論でございますけれども、コンピューターはみずから情報を生み出すことは決してないと。あくまでこれは手段であって、目的を見失ったときには、それは単なる箱どころか、企業をつぶしてしまう悪魔に変わる、単なる金食い虫に変わっていくということでございます。しかし常に最新の技術を消化し、これを取り入れなければ、すべての競争に決して勝つことはできない。私が思いますのは、平常時を含めて災害のあらゆるステージで、効果的な最新の通信情報機器の研究をしっかり行っていただきたい。例えば全避難所を対象に、移動体通信装置と携帯型のコンピューターによる情報収集・伝達システム、また災害発生時のさまざまな対応を文書ではなくて、文書のマニュアルではなくて、コンピューターにより指示が出てくるようなアプリケーションの開発、またAIテクノロジー、アーティフィシャル・インテリジェンス・テクノロジーでございますけれども、いわゆる人工知能のような莫大な選択肢を一瞬に判断することができるような技術など、目的達成のためにそういった有効な手段の研究をぜひともお願いしたいと思います。
 ここで若干話が変わりますけれども、最近、女子高生のコミュニケーションの道具としてポケベルが使用されていることは、皆さんもよくご存じのことであると思います。こましゃくれた彼女たちが、リズミカルなポケベルの呼び出し音に、腕時計を見るような自然な動作で例のポケベルを扱う姿、あたかもそれを異星人を見るような目つきで眺めていらっしゃる方も、私も含めましてこの中にはいらっしゃるのではないかと思うわけでございます。また、これも女子校生の流行語でございまして、特に私、女子高生に特別な興味を抱いているわけではないわけでございますけれども、この女子高生の流行語で「たぶる」という言葉がございます。ダブルではございません。これはゴルフでよく失敗したらダフリますけれども、たぶるというのがございます。これはどういうことかと申しますと、ポータブルテレホン、いわゆる携帯電話で電話するという意味で、さっきのポケベルを持っている彼女たちの間の中では1枚上の存在というふうに扱われるそうでございますけれども、非常に高い電話料金はすべて親がかりという情ない話で、日本らしい現象だと思うんですけれども、このような女子高生の間にまで日常化している、このポケベルや携帯電話という通信機器、実は私も両方持っておりまして、私の優秀な秘書、実は妻でございますけれども、に両方持たされているわけでございまして、電源を切らない限りは、どこにいようが必ず連絡がつきます。実はついてほしくないときもあるわけなんですけれども、本人の意思とは全く裏腹に必ず連絡がつくわけでございます。
 ちなみに、皆さん方の間で緊急非常時に備えてポケベルや携帯電話お持ちの方、いらっしゃいますでしょうか。そうでございますか。実は、大阪府は130人の職員にポケベルを持たせてるという記事が、先日の朝日新聞に載っておりましたですけれども、私はこの危機管理体制といっても、要職にある方がどんな状況のときでも連絡がつく、連携がとれると。こうしたことが重要ではないかと思うわけでございます。まず、こうした重要かつすぐに実践できることを速やかに実施していただき、ともすれば災害が遠のけば忘れがちになる防災意識、また庁内の意識高揚を図っていただきたいことを要望して終わりたいと思います。ありがとうございました。



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