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1995年(H07)平成6年度決算審査特別委員会11月17日

◆吉川 委員 公明の吉川でございます。きょうは余り余計なことを言わんと、質問に入りたいと思います。2項道路橋りょう費における2目道路維持費に関連して質問いたします。
 道路管理瑕疵にかかわる道路上の事故件数について、平成4年からで結構でございますので、報告いただきたいと思います。


◎中辻 道路管理課参事 市道の管理瑕疵に係る事故件数でございますが、平成4年度11件、平成5年度10件、平成6年度7件、以上でございます。


◆吉川 委員 それでは、こういった事故を未然に防ぐためには、どのうような対策を講じられていらっしゃいますか。


◎小山 東工営所長 主に職員のパトロール、市民の通報、警察からの連絡などにより対応しております。パトロールの方法といたしましては、3工営所においては、おのおのの管内の維持・補修業務を行うため、現場に常に行き来しております。この行き帰りの道中で、また作業現場周辺での異常箇所の発見に常日ごろから努めているところでございます。なお、チェックの手薄となる区域や特別なイベントなどが予定されている場所などにつきましては、必要に応じ、体制を組んでパトロールを行っているところであります。以上。


◆吉川 委員 ただいま、こういった事故を未然に防ぐためにはパトロール、それから市民の通報並びに警察からの連絡ということで、事前に対策を打たれているということでございましたけれども、そうした対応・対策には、どれぐらいの人員でやられているのか、お答えいただきたいと思います。


◎小山 東工営所長 主に西、東、南の3工営所でおのおの25名、泉北分室で7名で担当しております。なお、泉北ニュータウンにつきましては、パトロールを含み、財団法人泉北センターに管理委託しております。


◆吉川 委員 3工営所で25名、75名ですね、プラス栂分室7名ということで82名だということでございますけれども、あと、それに財団法人泉北センターにその委託をされているということかと思います。それでは、この人員でやっていただいているこれまでの道路上の事故を防ぐために行われた対策の実績というものをご報告いただきたいと思います。


◎小山 東工営所長 平成6年度の道路についてでございますが、要望は約5,100件ありました。そのうち、事故を防ぐための道路維持・補修及び照明灯、カーブミラーなどの附属構造物の維持・補修の件数はおおむね3,500件であります。以上です。


◆吉川 委員 今お聞きしましたら、大変な膨大な数の対策をこの82名の方で懸命にやっていただいているというご報告でございますけれども、さきに質問いたしました事故件数というものは、なかなかゼロにはなっていないということでございます。こうした道路管理瑕疵にかかわる事故、残念ながら、やっぱり起こっているということでございますので、それによって市民の皆様はけがをされていると、決算書には賠償金の金額も載っておりましたけれども、その額がどうのこうのということではございませんけれども、その市民の皆様の事故をなくすという努力を続けていただきたい。
 工営所の皆さん、確かに本当に敏速にいつもやっていただいております。私、泉北ニュータウンに住んでおるわけなんですけれども、ニュータウンは、先ほどございました栂分室というところで対応いただいております。道路へっこんでるでというふうに、私ども何回か連絡したことがございますけれども、本当にすぐに、あっという間に補修をやっていただいてまして、本当に迅速さにはいつも感謝を申し上げております。この迅速さが全庁に広がればなというふうにいつも思っているんですけれども、先ほどお聞きした82名という、わずかな人員で堺じゅうを見回っていただいてると、これは、私思いますのは、事故をゼロにする、何も土木だけのことではないんじゃないかなと、堺市の職員の皆さんが日常、日ごろ気をつけていただいて、自分が気づいたところを土木さんに連絡するなりという意識があれば、もっと、その不備というものはもっと見つけやすくなっていくんじゃないかなというふうに思うわけでございまして、また、そのあたり、助役さんの方にもまたよろしくお願いしたいと思います。
 次の質問でございますけれども、同じく2項の3目交通安全対策費に関連してでございますけれども、まず、放置自転車対策についてお尋ねしたいと思います。
 放置自転車対策でございますけれども、お聞きするところによると、27駅中19駅に対しまして、自転車の駐輪場の、有料化の駐輪場ができているということでございますけれども、この利用状況と、その収支状況についてお答えいただきたいと思います。


◎高木 交通安全対策課参事 現在、条例を適用いたしております19駅につきましては、市立の自転車等駐車場が80カ所ございます。その収容定数でございますが、4万77台に対しまして、平成6年度の利用率83.3%となっております。また、使用料収入でございますが、8億9,494万7,000円、駐車場管理委託費、需用費等につきましては8億7,664万4,000円となっております。以上でございます。


◆吉川 委員 それでは、現在の有料の自転車駐輪場というんですか、駐車場というんですかね。これの利用料金についてお答えいただきたいと思います。


◎高木 交通安全対策課参事 条例に基づきます市立自転車等駐車場の使用料でございますが、自転車の定期使用の料金、平面、屋根なしが1カ月1,500円、3カ月4,200円、平面、屋根つきが1カ月1,800円、3カ月4,800円、立体駐車場の1階と2階が1カ月2,000円、3カ月5,400円、それ以外が1カ月1,500円、3カ月4,200円となっております。また原動機付自転車につきましては、屋根なしが1カ月2,500円、3カ月6,900円、屋根つきが1カ月3,000円、3カ月8,100円となっております。また一時使用につきましては、自転車1日100円、原動機付自転車につきましては200円となっております。以上でございます。


◆吉川 委員 今、非常に細かく料金をお答えいただいたわけでございますけれども、私思うんですけれども、南海電車乗るときも、その定期買うときも、映画館入るときも、学生割引というのがございます。私、今、料金教えていただきましたけれども、学生割引がないという料金設定になっているんですね。弱い立場の人を救済していくという考え方に基づけば、経済的な能力がない学生に対しての料金の学生割引といいますか、というのは考えてもいいんじゃないかなと、この条例できましたのが、昭和62年の4月1日ということでございますけれども、今回の行財政見直し推進計画の中でも使用料の見直しという項目がございましたけれども、それとあわせて、一度、料金の見直しの中で学生割引というのが設定できないかなというふうに思うわけでございます。
 私、先ほども申しましたけれども、泉北におりまして、光明池という駅をいつも利用しているわけなんですけれども、この近隣の学生さんをお持ちの母さんからも多大な要望がございました。1,500人にも余る方々の要望があったわけなんですけれども、確かに学生割引、なぜないのかなというふうに思うわけでございます。
 堺市だけかなと思いまして、よその市も調べてみたんですけれども、吹田市と守口市だけなんですけれども、ちょっとその条例を取り寄せて見てみました。両市とも確かに学生の料金というものが設定してあるんですね。こういったことから、もう10年以上も前のお決めになったことでございますけれども、一度そういうことを考えていただいけないかなというふうに思うわけですけれども、いかがですか。


◎高木 交通安全対策課参事 現在の使用料につきましては、昭和60年に学識経験者、公共的団体の代表者、関係機関、市議会議員のご代表、鉄道事業者など28名によりまして、堺市自転車問題対策協議会により、条例制定に向けて調査・研究・審議していただき、昭和61年に答申を得まして条例を制定しております。現在、27駅中19駅につきましては条例を適用いたしておりますが、使用料の見直しにつきましては、残る8駅の条例適用を行った段階で検討してまいりたいと考えております。
 なお、学割制度につきましては、他市の状況を調査・研究させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


◆吉川 委員 この駐車場の今、学割を話をさせていただいているわけですけれども、この設置に関してもいろいろと考えていかないといけないんじゃないかなというふうに思うわけでございます。堺市の場合は、条例を見ますと、この駐車場の設置に関しては、堺市自転車等の放置防止に関する条例という中で定められておりまして、その総則にあります目的、これは、この条例は、駅周辺の道路その他公共の場所における自転車等の駐車秩序を確立することにより、良好な都市環境の確保と交通の円滑化を図ることを目的とするということで定められているわけなんですね。しかし、先ほど紹介させていただきました吹田市の条例ですと、吹田市は吹田市自転車駐車場条例というふうになっておりまして、この趣旨は、この条例は、自転車を利用する市民の利便に資するため、本市が設置する自転車駐車場について必要な事項を定めるということで、そもそもこの駐輪場を設置する、それを使う規則を定めたという、この条例、出どころがひょっとしたら違うのかなというとこら辺の議論も含めて、これは、今後いろいろ検討していかないといけない項目だと思うんですね。
 ちょっと話は変わるんですけれども、先日、東京の方に視察に行かせていただいたときに、東京都が推奨するごみ袋というのがございました。別に、ごみ問題のことを言おうとしているのではないんですけれども、この東京都が推奨するごみ袋、普通、ごみ袋って、黒い中身が見えないごみ袋であるわけなんですけれども、この東京都が推奨するごみ袋、中身が見えるということで、ええんちゃうかなと一瞬思ったんですけれども、東京都が言いますには、このごみ袋は、実は焼却炉、ごみを燃やす工場の焼却炉を傷めないためにこの袋をつくったんですよというニュースもテレビでされてたんですね。じゃあ、この袋、どういう袋やということで見てますと、普通、ごみ袋というのはポリエチレンでできてるんですけれども、このポリエチレンの中に炭酸カルシウム、きのうも炭酸カルシウム出てきましたけれども、炭カリ、炭カリと言うそうなんですけれども、炭酸カルシウムをまぜると、そうすると、燃えにくくなって、熱量が抑えられるというんですね。熱量が抑えられて燃やすときに炉を傷めないということで、東京都推奨というでっかい字で書かれたごみ袋があったわけでございます。
 そのテレビのニュースは、これ、ほんまに燃えにくいんかということで、いろいろ検証してみたわけなんですけれども、実際、普通のポリエチレンの袋というのは、大体厚みが0.016だったと思うんですけれども、それぐらいの厚みだと、かなり薄いですね。普通、紙が0.1ミリですから、かなり薄い。この東京都が推奨する炭カリのごみ袋というのは、それの3倍ぐらいの厚みがあると、まずね。ここで不思議なんですけれども、何で3枚も厚みがあるんやということで調べますと、その炭酸カルシウムを入れると非常に割くくなると、破れやすくなるわけですね。ごみ袋が破れたら、ごみ袋の役目を果たさないわけでございますので、それを何とか破れないようにしようとしてる間に、その厚みになったそうです。そうすると、ごみ袋1枚当たりの今度は熱量を計算してみますと、炭酸カルシウム入りのごみ袋の方が大きくなってしまうわけです。何でやと、熱量がね、燃焼するカロリーが大きいわけですから、何でやと。いや、実はこれを入れると一遍に燃えませんと、穏やかに燃焼するからいいんですと、だんだん変わっていくわけですね、理由が。穏やかに燃焼しますと、そうですかということで、また穏やかに燃えるかどうか検証してるんですね。同じぐらいの大きさに切った2つのポリエチレンのビニール袋と、それから炭カリの2つ並べて同時に火をつけると、単純な実験でしたけれども、あっという間に炭カリの方は燃えてしまいましてね、なくなってると、どこが穏やかに燃えるんやということで、このもともとの燃焼するときの熱量が低く抑えられるという根拠は一体どこにあるんやということになったわけでございます。
 さらに、おまけがつきますのは、この炭酸カルシウム入りのごみ袋つくるときに、非常に、先ほどもさくくなるという話をさせていただきましたけれども、つくるの難しいんですね。すっとできないわけです。しわよったり、厚みがばらついたりということで、非常に製造工程に負担がかかりまして、その結果不良品がたくさんできるんですね。あっという間に不良品の山、このごみ袋をつくる工場は、ごみ袋をつくるために出たごみでいっぱいになっているわけです。
 さらに、ますますおまけがつくことには、普通のポリエチレン入りの袋を製造する工程でも不良は出るんですけれども、出たものは再利用するんですね。それをチップにしてですね、細かく砕いてチップにして再利用できる。しかし、この炭酸カルシウム入りの袋、再利用しようと思うと、この炭酸カルシウムが邪魔をして再利用できないわけです。どうするんか、燃やすしかないという、非常にこの事の起こりから始まった炭酸カルシウム入りの袋、何か変な結果を生んでるわけでございます。
 私、思いますのは、これと駐輪場の話どう関係あんねんとおっしゃるかもしれませんけれども、1つの問題を解決していくためにいろいろ施策を打つわけですけれども、その物事の本質を失って施策打っていくと、いつの間にかとんでもない方向に行くんじゃないかなということを、このごみ袋は教えてくれてるんじゃないかな。堺東駅周辺を見ましても、確かにもともとは、不法自転車を何とかせなあかんということから始まったことかもしれませんけれども、本当にちょっと遠いとこに自転車駐輪場つくって、ほんまにええのかな。これから残り8駅つくられるということでございますけれども、どうか、その本質を見失わずに建設を進めていただいて、もともとは、確かに不法自転車を取り除くという目的でできた条例でございますけれども、その中で、実際ですね、子どもさんを学校に通わすのに、定期代3カ月、5,400円でしたかね、ちょっと忘れましたけれども、ぐらいかけてですね、自分の家から駅、さらには駅から学校というのもございまして、両方やらなあかんという方もいらっしゃるわけです。そういった皆様方の声をですね、過去はどうあれ、今はこう思われている。そのことに対して、どうか検討いただきたいなというふうに思うわけでございます。
 ちょっと余談を申し上げましたけれども、どうか今後建設される駅の駐輪場の考え方も含めまして、一度この利用料金の学割というものもぜひご検討いただきたいということをお願いしまして、質問を終わりたいと思います。



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