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1998年(H10)平成10年予算03月09日

◆吉川 委員 公明の吉川でございます。私の方からは特色ある学校園づくり推進事業と情報教育についてお伺いしたいと思います。
 まず、特色ある学校園づくり推進事業についてでございますが、既に午前中、小郷委員が詳細にわたって質疑をされておりますので、私の方からは簡単に何点かお伺いしたいと思います。まず、この事業について、先ほども質問ございましたが、その目的、ねらい、基本的な考え方をもう一度お答えいただけますでしょうか。


◎平野 学校指導課長 その事業の目的でございますが、先ほども申し上げましたように、特に最近、今、堺の教育課題、現在の教育課題と申しますか、子どもの荒れ、不登校、学級崩壊など早急に克服しなければならない点が1点、もう1点は、基礎学力は無論でございますが、環境教育、福祉教育、情報教育等、現代的な課題に早急に取り組まなければならない点が1点、そういったことを踏まえましてモデル校をつくり、そのモデル校の成果を全市に発信していこうという趣旨がこの目的でございます。以上でございます。


◆吉川 委員 今、午前中もご答弁いただいたお答えと同じなわけですけれども、いわゆる堺市が早急に解決しなければならない課題に対応するためという今お話かと思うんですが、もう少しこの目的、ねらいという部分で、子どもたちということを視点に入れたねらいというのは、どういうことでしょうか。


◎平野 学校指導課長 要は、今のことを、申し上げたことを裏返しますと、結果として子どもが自分の学校を誇りとする、そういう特色ある学校園推進事業モデル事業でございます。以上でございます。


◆吉川 委員 それでは、この事業のねらいは、子どもたちが学校を誇りに思うということが1つの目標でしょうか。


◎平野 学校指導課長 おっしゃるとおりでございます。


◆吉川 委員 今、子どもたちに不足しているものは何でしょうか。


◎平野 学校指導課長 繰り返しますが、学校へ来て楽しい、学校が本当に友達に会えて生きがいのあるところだと、毎日新鮮なこと、新しいことが学べると、そういう場所である、そういうところを子どもたちが求めているものと思います。以上でございます。


◆吉川 委員 それもやはり学校に対しての子どもたちの意識ですけれども、子どもたちがどういうふうに育ってほしいという観点をお持ちなんですか。


◎平野 学校指導課長 1つは、いじめ・不登校を克服し、かつ21世紀にふさわしい資質を持った子どもに育ってほしいと、このように考えているところでございます。


◆吉川 委員 こういう部分で非常に、ちょっともう、何ぼ聞いてもぐるぐる回ってるだけで、ちょっと、いわゆる子どもたちが今不足してるというのは、画一的な教育のもとで、知識詰め込み型の教育のもとで、非常に自分たちの自立性とか創造性というものを失いかけてるんではないか、これが子どもたちにとっての大きな課題ではないかなと、そして豊かな個性をはぐくむ環境が奪われているという、逆に言うと、そういった自立性、創造性、国際性、豊かな個性を持った子どもたちを育てることが、私はこの事業の大きなねらいであると思うんですけれども、それでよろしいですか。


◎平野 学校指導課長 委員おっしゃるとおりでございます。


◆吉川 委員 まず、そういった視点をしっかりと持ってこの事業に臨んでいただきたいと思うわけでございますが、それでは、そのような趣旨というものは、学校園に対して、この事業を始めるにあたって、どのような形で説明して理解してもらっているのか、またしているのかお答えください。


◎平野 学校指導課長 この事業を去年の、昨年度の12月ごろからぼちぼち校長会あるいは園長会等にこういう事業を考えているんだということのお話はさせていただきました。正式には1月8日の全市校園長会の席上、教育長並びに学校教育部長からこの趣旨の説明をしたわけでございます。以上でございます。


◆吉川 委員 それでは、この事業に臨むにあたって、すべての学校園長さん並びに教職員の方、そういう趣旨を十分にもう理解されてるというふうなことでよろしいんでしょうか。


◎平野 学校指導課長 その後、それぞれの各校種ごとの校長会、園長会にも行きましたし、教頭会にも説明をさせていただきました。あるいは生徒指導することも含めまして、一定、一定管理職の先生方にはご理解深まっているものというふうに理解してございます。以上でございます。


◆吉川 委員 先ほどの目的、ねらいという観点も心もとない答弁でございましたけれども、既にそういう趣旨が徹底されてると、形、こういうことをやりましたという今ご報告を受けたわけですけれども、しっかりと私はこの事業を始めるにあたっては、一番の大きな、出発点で大事なことは、校長を初めとした教職員の方々がどういった意識を持って取り組むのか、このねらいをどう受け取って、この事業を推進されようとしているのかという部分が大事ではないかと思いますので、しっかりと小郷委員もおっしゃってましたように、いろいろと議論もしながら、じっくりと取り組むにあたってのこの理解を深めていただきたいと思います。
 それでは、この事業が推進されたと、そして先ほどご説明にもありましたが、その成果をすべての学校園に波及させるということでございましたが、具体的にはどのような形でそれは行われますか。


◎平野 学校指導課長 成果の波及の問題でございますが、これまで研究学校というものがございまして、研究学校としては研究発表をしてほしいという義務づけがあったわけでございます。今回の事業も一応研究発表も含めまして発表の方法については非常に多様な方法、学校のニーズに応じた方法を創造してほしいというふうに申し上げております。例えばいじめ・不登校の問題で、この特色づくりの学校の委嘱を受けた場合、従来のような発表型でいいのかどうか、この辺も検討をしていただかなければならないわけでございますが、極端な話、1週間学校開放をすると、どうぞいつでも見に来てくださいと、これも一つの発信の方法であろうかと思います。あるいはまたビデオ等を通して全市にお配りすると、成果をお配りすると、これもまた一つの発信方法であろうかと思います。以上でございます。


◆吉川 委員 具体的な方法をお示しいただいたわけですけれども、それでは、この事業が成功したという一つの評価を下す上では、どのような物差しを皆さんはご用意されてるんでしょうか。


◎平野 学校指導課長 まずその成功したという物差しでございますが、1つは特徴的な学校が堺にでき上がるということはもちろんでございますが、そのことで全市に効果が波及し、あるいはまた他市と比べて、やはり一歩前に進んでいるということを踏まえた上での評価になるかと思います。以上でございます。


◆吉川 委員 確かにそれは形としてはそうなんですけれども、やはり先ほどの目的、ねらいが達成されたかどうか、要するに子どもたちが個性を持って豊かに育ってるかどうか、その事業を通して、そういうことが実現できたかどうかということが私は大事ではないかと思います。ですから、意地悪な質問になって申しわけなかったんですが、そこをきっちりと押さえていただいて、この事業に取り組んでいただきたいと思うわけですけれども、それにあたっては、従来の教育のあり方から大きな意識改革も必要だと思うわけでございますが、実際に現場でその事業にあたられる校長先生を初めとした教職員の皆さんのこの意識改革という部分では、どのように涵養されていきますでしょうか。


◎平野 学校指導課長 まず、このことにつきましては、学校現場で論議を巻き起こしてほしいというふうに考えております。先生方の意見をどんどんどんどん校長先生のリーダーシップのもとに集約をしていただいて、それから、そのようなことを踏まえた上でのボトムアップとしての申請をお願いしたいと思っているところでございます。大きく申し上げますと、やはり先生方の意識を変えて、この過程を通しても先生方の意識を変えていくということが必要であろうと思います。教え育てることから学び習うへの転換といいますか、教育から学習への転換と申しますか、そういう意識づくりを先生方に期待もしているところでございます。


◆吉川 委員 先生方に期待されるのもいいわけでございますが、そういうことをリードしていく立場の学校指導課としても、ぜひとも種々議論をしていただいて、積極的に今話題になっておるわけでございます、この教育改革ということは。ですから、しっかりと方法論は皆さんにお任せするとしても、もっと積極的にこのことを意識して議論していく場を、テーブルを多くつくっていただきたいとお願いしてこの質問は終わりたいと思います。
 次に、情報教育についてでございますけれども、平成8年度の予算審査特別委員会でも私の方から種々議論もさせていただき、提案もさせていただいたところでございますけれども、いよいよこの10年度の予算執行ですべての小・中学校にコンピューターの配備を完了するということでございますが、改めてこの情報教育の目的、ねらいは何かとお伺いしたいと思います。


◎平野 学校指導課長 情報教育の目的でございますが、まず小学校におけることは、コンピューターになれ親しむということなんでございますが、中学校へ行きましてコンピューターの役割・機能の理解とともに、情報活用能力の取得いうんですか、問題解決の道具としての十分に使いこなせる、活用していく力といいますか、そんなものを使える力を目的としております。以上でございます。


◆吉川 委員 それでは、その目的に対する現時点での状況と評価はどのようにされてますか。


◎平野 学校指導課長 そのことに対しまして、特に中学校の問題を先に申し上げたいと思いますが、技術家庭科の教科を中心に、それぞれの教科を指導する際にコンピューターを使うということについては一定前進しているものととらえてございます。それが大きな成果でなかろうかと思います。もう1つ申し上げますと、その成果が今回教育会で教育論文を募集しておりますが、その第一席になりましたのがコンピューターを使った音楽教育と、ここまで成果が見えてきたというふうに言えるのではないかなと思います。問題点、課題といたしましては、なお一層そのことを広げていかなければいけないということと同時に、学校指導課がこれまでの教育実践を集約して、それから全市にもう一度発信していって広げていくという作業が残っていると思います。以上でございます。


◆吉川 委員 ちょっと今二、三事例を挙げていただいたわけですけれども、その音楽教室ですか、ちょっと聞こえづらかったんですが、音楽教室で得られた成果というのは、どういうところでしょうか。


◎平野 学校指導課長 音楽教育におけるコンピューターの導入ということでございます。この実践でございますが、作曲をコンピューターを使ってなされたという実践でございます。作曲といいますと、我々といたしましては能力の持った人というのが、これまでの定説でございますけども、このコンピューターを使うことによって作曲がすべての子どものものになってくると、こういう成果を上げていただいたということでございます。以上でございます。


◆吉川 委員 それでは、現時点でこの情報教育に取り組むにあたっての残されている課題というのは、具体的にはどういうところですか。


◎平野 学校指導課長 それぞれの学校での実践例が私どもの方に集まってはきておりますが、それをまとめた上で、学校の方には発信はまだできてはおりません。そのことを今後していく必要があろうかと思います。それぞれの学校の実践は、それぞれの学校のものになっておりまして、それが全市のものに共有するということについては、今後の大きな課題と思っております。以上でございます。


◆吉川 委員 平成8年の予算の審議のときに、一つの大きな課題であった教職員の方の戸惑いといいますか、情報教育をするにあたっての未成熟な部分があったというふうに当時はお聞きしておるわけでございますが、この点に関しては、どのように改善はされたんでしょうか。


◎平野 学校指導課長 その点については、一定克服されてきているというふうに認識してございます。と申しますのは、教育センターでもこの活用方法についての講習はしてもらっておりますし、特にここ一、二年の小学校の実践を見ておりますと、先生さえやる気があれば、子どもが先生を追い越すと、その子どもと一緒に先生が考えていくと、子どもが先生になって、また広げているという形で広がっておりまして、それほど今の問題点については一定克服されたというふうに解釈してございます。以上でございます。


◆吉川 委員 克服されたということでございますので、その言葉を信じて、今後にも期待をしたいわけでございますが、一昨日、NHKの教育テレビでマルチメディアを活用した学習の事例がありましたが、ごらんになったでしょうか。これは富山市立堀川南小学校という小学校での取り組みが紹介されておったわけでございます。700人ぐらいの小学校でございまして、2年前からこのマルチメディアを活用した学習というのをやっておりました。1人の戸塚先生という、これは理科と社会をご担当されてる先生が活躍されて、どういうふうな内容だったかと申しますと、教育の中でビデオを使ったり、それから子どもたちがコンピューターを使ったり、さまざまなこのマルチメディアを活用して、自分たちが表現したいこと、例えば恐竜がどういうふうに世界の中、地球の中で進化していっただとか、どのようにして滅んでいっただとか、また、ひよこの育成をテーマにして、その記録をマルチメディアを活用しながら、記録しながら、それをまた電子絵本にして表現していくというような内容の紹介でございました。
 その中で一つ私が感じたことは、既に堺の小学校での教育の状態も見せていただいたわけですけれども、先ほどのご答弁にもあったとおり、まさしく先生が教えたことを一方的に修得していくという形ではなくて、児童がみずからの創造性を発揮して、さまざまに自分でいろんなことを調べながら、自分でいろんなことを調べる中で学びながら成長していってるという、そして、そこでの教師の役割というものは、今までは知識を教えるという役割であったわけでございますが、生徒が、この紹介されてた内容では、生徒がその育っていくその過程で、いろいろなものをアドバイスするという、支援するという立場に変わっているというところが大変興味深かったわけでございます。これは、まさに単なる情報教育という一科目の実践だけではなくて、これからの教育の新しい姿を示唆しているんではないかなというふうにも感じたわけでございます。みずから学んだことというのは、非常に子どもたちの心の中には強い記憶となって残っていきます。私もそうでございますが、習ったことはほとんど覚えてないという、でも自分で調べて、自分で興味を持ったことは今でも覚えているということからも、この大切さがわかることであります。
 したがいまして、皆さんが今この情報教育で取り組んでいただいているこの中に、そういうことが大いに生かされないといけないんではないかなというふうに思うわけです。そうすると、当然これから大事なことは、子どもたちにどれだけ豊かな情報なり、資料なり、データを提供していけるかどうか、ここがこれからの大きなポイントになってくると思いますけれども、そういうことに対してはどのようにお考えでしょうか。


◎平野 学校指導課長 先ほどの堀川南小学校のテレビの件でございますけども、私、見なかったわけでございますが、その堀川南小学校の実践のすばらしさ、名声、あるいは戸塚先生の名声については承知しておるとこでございます。今、最後に申されたソフトの件でございますが、現在学校から多くのソフトが、要望が来ております。教育委員会といたしましては、いろんなソフト、学校の要望をずっと整理いたしまして、可能な限りその要望にこたえていきたいと、このように考えているところでございます。以上でございます。


◆吉川 委員 その可能な限りというのは、多分限りがあると思うんですけれども、どれぐらい可能なんでしょうか。


◎平野 学校指導課長 どれぐらい言われましても、ちょっと難しゅうございまして、可能な限りでございます。努力はしたいと思います。


◆吉川 委員 当然いろんな要望を吸い上げられて、一つのルールというものを皆さんお決めになって、例えば1校に1つだとか、1校に対し幾らだとかいうふうに決められてることと思います。しかし、先ほども申し上げましたけれども、どれだけ子どもたちに新たな情報源なりソフト、ソフトというと非常にわかりにくくなるんですけれども、教材ですね、教材を提供していけるかどうかがポイントなんです。これは先生が教えるものではなくて、子どもたちがどんどん吸収していくもとになるものでございまして、このあたりをどう考えるかというのは、非常に大事なポイントだと思います。そこを余りあいまいにしないで、もっと皆さん自身が研究いただいて、その必要性を知っていただきたいわけでございますけれども、ちょっとお聞きしますけれども、そういった教材の評価は実際にされてるんでしょうか。


◎平野 学校指導課長 一応、学校からの要望に応じまして、これは適切かどうかについての判断はしているつもりでございます。


◆吉川 委員 具体的には、どのような方法で判断されますか。


◎平野 学校指導課長 学校から上がってくる場合、かなりセレクトされて上がってまいりますので、検討していきました段階では、教材として合っているなという場合がもうほとんどでございます。


◆吉川 委員 それでは、今のお答えですと、いろんな学校からいろんな要望が上がってきて、それは一つの枠を多分超えてないだろうという想像のもとにオーケーを出されるということでしたが、もっと世の中には、前回の、平成8年度の予算でも申し上げましたけれども、もっと世界というのは広いわけでございまして、こういう言い方をすると失礼かもしれませんが、皆さんが思ってもみなかった教材が世界の中にはたくさんあるかもしれないわけです。そういったことをどんどん積極的に、これは学校指導課さんの方で勉強いただいて、逆にどんどん学校の方に提案していただけるぐらいの体制をとったらどうかなと思いますけれども、いかがでしょうか。


◎平野 学校指導課長 委員ご指摘の点につきましては、真摯に受けとめて体制づくりに努めてまいりたいと、このように思います。以上でございます。


◆吉川 委員 そうですね。平成8年度予算でも既に教育長はそのことをお約束されておったわけでございまして、もうその答弁は読みませんけれども、これはですから2年前ですね、2年前に当時の宮崎教育長がそのことをお約束されておったわけですから、もう2年たったわけですから、その結果を早く出していただきたいというふうに思います。
 それから、今回、小・中・高の1校ずつをモデルとして採用して、インターネットに接続するというふうに予算にはございましたが、これはどのように活用されますか。


◎平野 学校指導課長 インターネットの活用でございますが、まずこの件に関しましては、特色ある学校園づくりの情報教育の推進に手を挙げていただく学校等をリンクさせながら考えていきたいと思っているところでございます。大阪府教育センターの大阪府情報教育ネットワークにも接続して活用していくことが最も有効であると考えております。以上でございます。


◆吉川 委員 接続するというのは簡単にできるわけです。その後どのように活用するかが大事なことでございますが、そういった点に対してのカリキュラムというか、プログラムは具体化されてますか。


◎平野 学校指導課長 正直に申し上げて、そこまでまだできてはおりません。先進校でまず実践を積んでいただき、そのことで試案のカリキュラムをつくっていただく中で解決を図ってまいりたいと、このように考えております。以上でございます。


◆吉川 委員 コメットプランというのがあるんですけれども、ご存じですか。


◎平野 学校指導課長 承知しております。


◆吉川 委員 これは既に日本全国1,000の学校にインターネット接続の支援を始めたというふうにありまして、もう既に事例ももう数多く挙げられてるわけでございますが、その辺の研究はされてますか。


◎平野 学校指導課長 課内では検討を始めております。


◆吉川 委員 はい、検討された一つの現時点でのご感想はどうですか。


◎平野 学校指導課長 堺にそういうことを先進的に推進していけたらと考えております。


◆吉川 委員 それでは、その推進するリーダー役はどなたですか。


◎平野 学校指導課長 学校指導課になるかと思います。


◆吉川 委員 学校指導課では何をもって、これを推進されますか。


◎平野 学校指導課長 何をもってと言われますと、特に私どもの方には情報教育推進担当がございますので、その推進担当を中心に推進していきたいと、このように考えております。


◆吉川 委員 情報担当を中心に推進するというのは形の話でございまして、今お聞きしているのは、何をもってこれを推進されるか、その目標をお聞きしているんですが。


◎平野 学校指導課長 何をもってとおっしゃいますと、ちょっと意味がちょっとつかみにくいんでございますが。


◆吉川 委員 このインターネットを活用するというのは、あくまでも手段でございますので、それを通じて、何をこの教育の現場で生かしていくかということです。


◎平野 学校指導課長 何と申しますか、子どもたちがそのインターネットを活用したくなるような授業というんですか、コンピューターあるいはインターネットを必要とするような授業内容を創造していくと、こういう点でございます。


◆吉川 委員 インターネットを活用できれば、それでゴールですか。


◎滝澤 学校教育部長 委員が先ほどから願いとしている、子どもたちがみずから学び、みずから情報を収集し、課題を解決し、そして生きていくという、このことに喜びを感じる。そして、インターネットを通して、より多くの仲間なり友達を形成しながら国際理解にも役立てていく、それが総合的な人間教育に匹敵する、これが目的でございます。以上でございます。


◆吉川 委員 まさにそのとおりでございまして、その観点をしっかりと皆さんがお持ちいただいて、今この情報教育というと、非常に異質なものととらえられたり、非常にこれはもうわけわからんととらえられたりするわけですが、すべての教育は、その原点は、今部長がおっしゃったそこにあるわけでございまして、それをたがわず、それをたがうことなく推進をしていただきたいと。ともすれば、そのコンピューターが使えることがいいことだとか、コンピューターになれることだけがいいことだとか、そういうふうな大きな誤解を生むような部分があるわけでございまして、あくまでもこれは手段でございまして、そのことを心して皆さんが取り組んでいただきたいと思います。
 特に重要なことは、そのカリキュラムをどのようにしていくのかということが1点大事なことではないかなというふうに思います。このコンピューターもインターネットも何も仕組みや、その内容を知ることではなくて、さまざまなその教育の現場で生かすことが大事なことであるわけでございますので、さまざまな教科なり、その教育の現場で必要な項目を一回整理していただいて、どういうふうなこのカリキュラムがつくれるのかということをご検討いただきたい。その中でこの堺の特質をぜひとも生かしていただきたいと思います。情報教育はまだ始まったばかりでございますので、前回も申し上げましたが、この世界に誇れるような教育がこの堺の中でされているという、そういう状況をぜひともつくり上げていただきたいということをお願いいたしまして、質問を終わりたいと思います。

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